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自社サイトのリニューアルをロジカルに進めてみる(3)

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自社サイトのリニューアルをロジカルに進めてみる(3)

〜デザイン会社のKGIとKPI〜

前回の自社サイト簡易分析で、散々な結果となってしまいましたが、クヨクヨしていても前には進みません。
ここはひとつ、気持ちを切り替えて自社サイトの目的や、会社としての目標を策定していきたいと思います。

ウェブサイトを公開することには、何かしらの目的があるわけなのですが、意外とこれが曖昧だったりするんですね。

  • アクセス数を倍にする
  • 売上の3倍にする

こういったフンワリした目標では、サイトをどう構成するのか、どう内外にアピールするのか、柱がブラブラしてしまいます。
チラシなどは配布数や、配布エリアの拡大である程度の指標は整えられますが、弊社のようなチラシを配布したりしたい業種の場合、他の業界と違って具体的な目標がぼんやりしていることが多いです。

ウェブサイトにもいくつかの種類に分けることができますが、今思い浮かぶのはこういった種類です。

  • ECサイト
  • メディアサイト
  • コーポレートサイト
  • リード獲得サイト
  • SNSサイト

自社のサイトがこれらのうち、どれに該当するのか、それが定まっていないと力をいれるべき場所にきちんと力が入らないことがありますので、しっかり把握したいと思います。

1)ECサイト
これはショッピングサイトともいわれるもので、サイトの中で商品を売る形態です。
当然目標は「売上アップ」になりますので、一番わかりやすいサイトだと思います。

2)メディアサイト
様々なコンテンツを掲載することで、広告収入の得ることが目的のサイトです。
バナー広告を掲載したり、クリック数に応じて広告主に課金したりします。

3)コーポレートサイト
いわゆる企業サイトや店舗サイトです。
自社の製品や理念などを発信し、ブランディング化するのが目的のサイトです。

4)リード獲得サイト
リード獲得サイトの目的は見込み客を発掘し成約することです。
ECサイトと似ていて、お問い合わせや資料請求の数を目標基準におきます。

弊社の場合はどれに該当するのかというと、目標としては「問い合わせや契約件数を増やしたい」ということなので、4)のリード獲得サイトです。
そのためにはまず、主たる目標の他に、小さい目標も設定しなければなりません。

KGIとKPI
KGIとKPIは、ウェブマーケティングをする上で必要不可欠な用語ですので、しっかりおさえておきたいと思います。
KGIは「重要目標達成指標」と呼ばれ、事業やウェブサイトが最終的に達成すべき目標(ゴール)を、誰にでも理解可能な数値で表現したものです。
単に「売上2倍!」ではなく「半年以内に前年比売上2倍」といったように、期間と数値を入れます。
経営者やウェブプロデューサー、ディレクターはこのKGIを達成できたか否かを確認することで、戦略や施策の有効性をあくまでも客観的に判断していきます。

一方KPIは「重要業績評価指標」と言い、KPIはKGIを達成するために必要な各プロセスの進捗具合や達成度合いを計測するための数値指標を示します。
例えばKGIが「半年以内に売上2倍」としたとき、KGIを構成する要素を具体的な施策レベルにまで分解し、この分解された構成要素がKPIです。
つまりKPIはKGIに到達するまでの「中間目標」ということです。
身近な例として、「18:00までに大阪に到着する」という目標をKGIとしたら、「15:00までに東京駅から新幹線に乗る」がKPIです。

ですからKGIはしっかりとした目標を据えて、KPIは運用をしていく上で変化があっても問題ありません。

弊社の場合、リード獲得サイト型で進めますので、リード獲得サイト向けのKGIとKPIを、次回定めたいと思います。

Tatsuya Sasagane

レトリバーデザイン有限会社代表取締役。 法人営業、システムエンジニア、デザイナー、ネットショップマスターを経て2006年にレトリバーデザイン有限会社を設立。 「写真」を重点に置いたビジュアル重視のデザインで、多くのブランディングを手がける。 プライベートでは2児の父、家事は主に料理担当。子育てと家事、そして仕事の三足の草鞋を履いている。