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自社サイトのリニューアルをロジカルに進めてみる(4)

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自社サイトのリニューアルをロジカルに進めてみる(4)

〜KGIとKPIを決めてみる〜

前回KGIとKPIの整理をしたので、弊社サイトで立てるべき目標をKGI、KPIそれぞれ考えてみます。
まずKGIですが、これは「重要目標達成指標」ですので、ある程度経営的な側面における指標でなければなりません。
物販なら「売上高1億円」とか「粗利益を30%から40%にする」といったものですね。
ですが弊社の場合、前回のリニューアルの大枠を検討した結果、受注数や問い合わせ数を指標の基準においた「リード型サイト」としてリニューアルしますので、このようにKGIを定めました。

「リリースしてから半年以内に5件もしくはそれ以上の制作案件をサイト経由で受注する」

この根拠ですが、実は3年前に「レトリバーデザインJP」というノウハウ系のビジネスブログを試験的に運用したことがあり、ブログから自社サイトに流入して来た中から受注に結びついたのが、年間で3件ほどありました。
やはりブログの力は大きいものなので、今回もこのスタイルでの受注獲得を目指したいと考えています。

そのKGIを果たすための「重要業績評価指標」、つまりKGIをゴールとしてその間のマイルストーンにあたるKPIは次のように定めました。

  • ブログサイトの半年間のアクセス数を、5,000までに引き上げる
  • ブログサイトから自社サイトへの流入率を最低10%にする
  • ブログから自社サイトへ流入したユーザーの1%を顧客獲得する(5件)

これらのKPIも、過去の数字から導いています。
3年前のブログサイトの半年分のアクセス数は3,040でしたので、1.7倍は増やしたいという気持ちがあります。
前回の流入率が約8パーセントだったので(きちんとカウントするツールも導入していなかったのでだいたいの数字です)、これは10%を目指し運用スタイルを決めていこうと考えています。
そしてブログから流入したユーザーの1%から受注を受けられるような仕掛けを考えて、ページ構成などを組んでいきます。
この1%を「コンバージョン率(CVR)」と言うのですが、まずは1%を目指して自社サイトを整えていこうと思います。

こういったKGIやKPIの数字を出すにも、リニューアルの場合は過去の数字を基にして無理のない範囲できちんと達成できる目標を立てるのがベストかなと思います。
そしてKGIの方は、あくまでも「半年後」という期間を区切って策定しました。
もしこれが達成できなかったときは、どうして達成できなかったかを分析して、次のフェーズに生かしていきながら日々のサイト運用をトライ&エラーして回していくことが大事なのです。

次の作業は、定めたKGIとKPIを元にして、自社サイトの構成や画面構成を考えてみます。

Tatsuya Sasagane

レトリバーデザイン有限会社代表取締役。 法人営業、システムエンジニア、デザイナー、ネットショップマスターを経て2006年にレトリバーデザイン有限会社を設立。 「写真」を重点に置いたビジュアル重視のデザインで、多くのブランディングを手がける。 プライベートでは2児の父、家事は主に料理担当。子育てと家事、そして仕事の三足の草鞋を履いている。