ホームページ制作のレトリバーデザインの社長が綴るブログ

良いホームページ格安業社を見抜くたった1つのポイント

良いホームページ格安業社を見抜くたった1つのポイント

こんにちは、笹金です。
今日は私のいるウェブ業界において脅威とも言える?格安制作業社の上手な見抜き方をお話しします。

制作費◯万円という魅力

誰しも同じものを買うなら1円でも安い方が良いに決まっています。
私も同じです。1円でも安いものを求めていろんなお店を巡ります。ケチるんじゃなくて、少しでも費用は抑えたいものですから。

殊にホームページにかけるお金も、正直なところ抑えておきたいのが本音じゃないでしょうか。
10ページくらいのボリュームでも20万円くらいはかかりますし、それなりのボリュームになると100万円単位でどんどん増えていきます。
それだけのお金があるならまだしも、みなさん限りある資金の中でうまくやり繰りしていますから、なるべく抑えておきたいところですよね。

だからホームページを作りたいと思った時、無意識に「ホームページ 安い」「ホームページ 格安」というキーワードで検索していますよね?そして検索結果が出ると、上から順番に見ていき、より安い業者を探すのではないでしょうか。

「制作費1万円!月額費用なし!」「制作費5万円でSEO対策、電話サポート何回でも無料!」「制作費0円、月々4,980円だけ!」といったように、魅力的なキャッチコピーが並びます。
ここまでくると、もう目移りのしまくりですね。
私もそうですが、同じ商品を買うなら1円でも安い方がいいです。だから真っ先に「価格.com」を見に行きます。
でもそれは当たり前のことで、珍しいものでもなんでもありません。
大事なのはこれからです。

いい格安業社を選ぶ、たった1つのポイント

さあ、格安業社を5〜6社まで絞り込みました。
最安値で選ぶか、サポート体制で選ぶか、いつでも気軽にデザインが変えられるものがいいか、最短で制作するのがいいか、いろいろな詳細条件でふるいに掛けていきます。

でもちょっと待ってください。
本当にそれで大丈夫ですか?

同じウェブ業界にいる私が、良い格安業社を選ぶたった1つのポイントを教えます。

「解約項目が掲載されているか」

これだけです。
これだけ注意しておけば、問題ありません。

え?これからホームページを作ろうとしているのに、何で解約することを考えるの?
そう思う方がほとんどじゃないでしょうか。
実はここが重要なんです。

1年経つと自分のものにしたくなる

格安業社が提供するホームページは、多くの場合、その業者が所有するサーバーに格納されます。
つまり、業社の家に間借りしている状況なんですね。
しかも業社の家にすべての生活に必要な家具(ドメインとかデータとか)を揃えてくれますから、いざ退去(解約)しようとするとその家具類の持ち出しはできないんです。

よく家具付き物件というウイークリー・マンスリーマンションがありますけど、利用したことがある方なら分かると思います。
私もそうでしたが、家具付き物件に用意されているベッドとかテレビって、退去するときに持っていくことなんかできませんよね。それと同じことです。

ホームページも同じことで、公開して早ければ3ヶ月くらいから、効果が表れてきます。
さすがノウハウが積み上がっている業社が作るだけあって、早々に効果が出てきます。
そうして1年くらい経つと、間借りしていることを忘れかけてしまうんですね。
そして「業者に月額払うくらいなら、自分でレンタルサーバーを借りた方が安い」と思うようになります。

業社に管理をお願いすると、月額5,000円前後かかります。
でも自分でレンタルサーバーを用意すれば、年間6,000円もあれば、高機能のサーバーを借りることができます。
そういう情報を多方面から聞いて「次からは自分たちで管理しよう」と思い始めます。

解約したらホームページが消えた?

格安業社にお願いした公開したホームページが1年経った頃、業者に解約の申し出と、データやドメインの引き渡しをお願いします。すると業者から驚くべき返答が。

解約されますと、ホームページは消えます。データのお渡しもできません。

これには利用されているほとんどの方が驚きます。
だって、自分のホームページですよ、解約したら消えちゃうってどういうことですか?

理由は前に書きました。もう一度読み返してみましょう。

よく家具付き物件というウイークリー・マンスリーマンションがありますけど、利用したことがある方なら分かると思います。
私もそうでしたが、家具付き物件に用意されているベッドとかテレビって、退去するときに持っていくことなんかできませんよね。それと同じことです。

理由はこれです。
だからデータの持ち出しもなにもできません。
とはいえ、ドメインの持ち出しはできるところが多くあります。
ただし「自分で手続き」をしなければいけません。
辛うじてデータの引渡しができたとしても、それを自社で契約したサーバーに移設するのはしてくれません。

格安業社は対面での打ち合わせや、事務作業などをとことん削減して料金を抑えていますから、そこまでの対応はしてくれないのがほとんです。だからと言って業者を責めることはできません。
もちろんお金を払えばやってくれますが、合算したら普通に制作する金額と変わらなかった、というお話もよく聞きます。

また月額費用が年間払いもしくは年間契約になっている場合、中途解約ができなかったり、できたとしても残った契約月数をすべて精算する必要があったりします。

問い合わせは必ず「電話」で

そういった「解約条項」が何かしらの形できちんと表記されている業社は良い業社です。
もし表記されていなかったら、問い合わせしてみましょう。
もちろん表記されていても問い合わせしましょう。
そのときメールを使ってはいけません。面倒でも電話で問い合わせしましょう。

ウェブ制作業界は、どこもクライアントさんの奪い合いです。
その中で事業を維持していくためには定期的な月額費用が生命線です。
だから問い合わせするときに解約条項について電話で問い合わせたとき、嫌がらず(ここ重要です)に説明してくれる業社であれば利用する価値があります。
少しでも嫌そうな口ぶりをしたら、そこは避けた方がいいでしょう。

「割り切り関係」で付き合う

格安業社は無駄な工数を極力減らして、費用を抑えたメニューを展開していますので、ある程度は自分でしないといけません。
格安業社の案内文の多くに「自分で更新ができる!もう業者に頼らない!」という言葉が使われています。
格安業社は公開に必要な最低限のページや問い合わせフォームなどの機能を提供してくれます。
ただその後の運用、つまりページを増やすとかブログを書くというのは、自分でしなければなりません。
とはいえ、まるっきりの素人がWordPressなどのツールを使うのはハードルが高いので、それぞれオリジナルの管理ツールを提供しているのです。
だから、ある程度割り切った上で利用されれば、大変安価でいい方法であることは間違いありません。

これからこのようなサービスを利用される前は、まず「解約条項」の確認を忘れないようにしてください。

Tatsuya Sasagane

レトリバーデザイン有限会社代表取締役。 法人営業、システムエンジニア、デザイナー、ネットショップマスターを経て2006年にレトリバーデザイン有限会社を設立。 「写真」を重点に置いたビジュアル重視のデザインで、多くのブランディングを手がける。