ホームページ制作のレトリバーデザインの社長が綴るブログ

今だからこそ「学び」の機会をもちましょう

今だからこそ「学び」の機会をもちましょう

こんにちは、笹金です。
今日は前回の内容からちょっと離れまして「学び」についてお話ししたいと思います。

突然ですが、みなさんは最近「学び」をしましたか?
私も子どもの頃は本当に勉強が嫌で、学校を卒業したら勉強から解放される、と勝手に思っていました。
確かに国語・算数・理科・社会・英語のような学問的な学びや勉強は大学で終わり、社会人になると学問の勉強はもうしません。
でも勉強の代わりに「研修」という言葉に姿を変えた場所での勉強はしました。

学生のうちは「学習」なのに、どうして社会人になると「研修」になるのでしょうか?

辞書的な意味を示すと、学習は「体験や伝聞などの経験を蓄える」であり、研修は「執務能力を高めるために特別に学習すること」となっています。
つまり学習は先生や教科書などから勉強するという体験や、見聞きしたことを蓄えることであり、研修はその学習をベースにして、執務能力、つまり「仕事をする能力」を高めることが目的なんですね。
だから研修というのは、仕事や業務を遂行する能力を高め、生産性を上げたり会社の業績を上げるために、必要不可欠なものになるのです。

ここで少し私と研修の関係についてお話しさせてください。

私が2006年に起業した頃、実はウェブや印刷物のデザインに関する仕事はありませんでした。
かろうじて前職に出入りしていた広告代理店さんから、PDFを結合するというお仕事をいただいたくらいで、安定的に仕事をいただくまでの間は「研修業務」を主にしていました。
私自身、起業するまで3社渡り歩きましたが、それぞれの会社で新入社員研修とか、新店舗立ち上げのスタッフ研修など、とにかく研修業務を半ばやらされていました。
もともと人前に出るのは苦手な性格でしたが、中学の時に思い切って合唱部に入り、人前で歌うことで自分の弱点を克服した経験がありましたから、人前に出て何か話すことに一切の抵抗はありませんでした。
当時の上司もそれを見抜いていたんでしょうね。最初の会社で2年目になったとき、突然「お前、明日から新入社員のトレーナーになれ」と言われ、びっくりしました。
人にものを教えるのは、大学の合唱団で指揮者をしていましたから、慣れてはいました。
でも社会人としての指導は初めてのことで、不安もたくさんありましたので、人事の人に聞いたり、いろいろな本を読み漁ってなんとかこなすことができました。

3社目にいたビリヤードとダーツの販売会社では、直営店舗を6つほど抱えていましたので、今までの経験を活かして新入スタッフの教育や抜き打ち店舗チェックなどをして、「気持ちよくお客様に利用していただくための学び」を社員スタッフにレクチャーをしました。
そして起業してからは、主に企業研修としてウェブの技術研修やマーケティング研修を行ってきました。

いろいろな研修をしていく中で、受講生からのアンケートを一つ一つ目を通していくと、ほとんどと言っていいほど、

「久しぶりに学ぶことを体験して新鮮な気持ちになりました」
「日頃の業務の多忙の中で、このような学ぶ時間を過ごすことができて、価値あるものになりました」

という感想が目につきます。

社会人になるとどうしても「学ぶ」時間を割くことが難しく、いざ研修に参加しても初めのうちは仕事のことが頭から離れない、という方もいらっしゃいました。
そういう方も時間が経てば徐々に学びへの姿勢に変わっていき、同じ受講生同士で交流が生まれたりして、講座が活気づくようになっていきます。
何歳になっても「学ぶ」ということは、ぜひ続けていきたいものだと、研修講師業務を通していつも感じるところです。

次回は「すぐに業務に活用できる研修」について、自身の経験に基づいてお話ししたいと思います。

Tatsuya Sasagane

レトリバーデザイン有限会社代表取締役。 法人営業、システムエンジニア、デザイナー、ネットショップマスターを経て2006年にレトリバーデザイン有限会社を設立。 「写真」を重点に置いたビジュアル重視のデザインで、多くのブランディングを手がける。